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exhibition | 飛騨のモノづくりを知る
2025 . 07 . 10
飛騨のモノづくり
- 2025.07.17 – 08.11
日本に数カ所ある家具の産地。
その中でも最高峰の品質の高さを誇る岐阜県”飛騨高山”
Ousiaでもセレクトしている飛騨の家具。
生活道具としての観点でモノ選びをしているOusiaが
なぜ飛騨の家具をセレクトしているのか。
そのモノの素晴らしさをお伝えする企画を行います。
飛騨高山の家具の歴史は奈良時代にまで遡り、
都の建設のための木工職人として活躍していたと言われています。
現代の家具の産地となっていったのは、
100年ほど前に曲木の技術が導入され、
主には椅子作りの産地として発展していきました。
現代の飛騨高山では「伝統と革新」をテーマに
伝統的な技術やブランドは守りながら、
新たな技術の導入やデザイナーとのコラボレーションによる
取り組みも活発化してきています。
高い技術と品質は古くから認知されており、
その信頼性と安心感は国内においては絶大なものです。
ですが、実際に国内のインテリアショップで取り扱われることは
決して多いとは言えません。
どちらかといえば、古い家具屋さんのイメージが強いかもしれません。
それは多くのインテリアショップでは
デザイン性を中心にセレクトされることが多く、
特に海外のデザイナーズ家具が中心になりがちで、
日本の家具はどこか古いもののように扱われてきたように思います。
日本での豊かな”暮らし”の提案と、
生活道具としての”良い家具”を伝えたいと考えるOusiaにとって
飛騨の家具は、なくてはならない存在です。
ディテールに詰まった高い技術とクラフトマンシップ。
国内製品だからこその、長く使うモノとしての安心感。
これ以上の生活道具があるだろうか。
そう思わせられる素晴らしい家具たちを、
この機会にぜひご覧ください。


