topics
moko stool
2025 . 06 . 18


京都の畳職人と大阪の鉄鋼職人。
それぞれの職人技が光る畳を使用したモコスツール。
畳は京都の畳職人、横山充さんによる
YOKOYAMA TATAMIにて制作されています。
畳をラウンド型に作るのは非常に高い技術を必要とし、
ラウンドの曲線は触り心地のとても気持ちの良い滑らかな手触りです。

デザインはフランス人の建築家 アレクサンダーによる
maison n desingがデザインをしています。
京都にも拠点を持つ彼は、日本の畳の香りや手触りに惹かれ、
母国のフランスでも使用したいと考えましたが、
実際に1畳を持って海外へ運ぶのはとても大変。
さらに、他の家具や生活様式と合わせて考えても扱いが難しく、
なんとか畳の存在をフランスでも使えないかと考えたのが始まりでした。
スツール型にすることでチェアとしてはもちろん、
サイドテーブルとしても使用できるモコスツールは、
日常に畳を取り入れるのに最適なプロダクトです。

日本人として遺伝子に組み込まれているのかと思うほど、
畳に対して感じる安心感のような感覚。
部屋の中では小さな存在のスツールですが、
唯一無二の存在感を持っているプロダクトです。


